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万年筆のインクはなぜ「ブルーブラック」?

どもどもー、おーくぼです(._.)ペコリ

万年筆といえば、金色に輝くペン先に濃淡の美しいブルーブラックインク。
そう、万年筆のインクで定番とされるのが「ブルーブラック」のインクです。

NCM_0237.jpg

――え、なぜ「ブラック」ではなく「ブルーブラック」なのかって?

んーとね…カッコイイカラ?(・v・;) ←違います

■ もともとは“暗号用インク”だった!?

そもそも、筆記具(いわゆる付けペン)が使われ始めた当時のインクといえば、煤や弁柄などを水に溶いた顔料インクでした。
ところがこの顔料インク、万年筆(=インク内蔵型のペン)に入れると、すぐに目詰まりを起こして書けなくなるのです…orz

そこで注目されたのが、古代より戦の時などの“暗号”に使われてきたインクでした。
固まりにくく戦場で用いられることが多かったそのインク、書いた時は無色透明、時間経過とともに酸化して黒く現れ、消えにくくなるというまさに秘密のインク!(゜O゜)

blueblackink.jpg


タンニンや鉄さびが含まれているこのインク、時間が経って酸化したあとは、少々の水や光にさらされても保存性が高いというスグレモノです。

…とはいえ、普通に書きモノをしたい場合は無色透明では困りますよね(^^;)
インク長期保存のため、インクには硫酸が使われていました。そこに、同じ酸性の性質を持つ「藍(インディゴ)」を加えることで、ついに万年筆用のインクができたのでした!
(他の染料では、強い酸性に負けて発色しなかったのです…)

インディゴにより着色されたインクは、書き出しは鮮やかなブルーで、酸化すると黒っぽくなります。
そう、これが現在にも多く使われている「ブルーブラック」!
「かっこいいから」じゃなくて、「必然」だったんですね。



※追記です

説明が不足していた部分がありましたので、修正した部分がございます。
疑問に思われた方、不審に思われた方がいたら申し訳ございませんでした…
当時勉強したてのおーくぼをお許しくださいませm(_ _)m

修正した部分は、藍を使用したという部分。
「…インク長期保存のための“酸性”の性質を持つ「藍(インディゴ)」を加えることで、…」と記載しておりましたが、本来インク長期保存のために使われていたものは硫酸。そこに同じく酸性に強い性質を持った藍を加えることで、色を付けていたのですね。
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[handmadeink]酸性紙は古典ブルーブラックインクの変色を遅らせるが、暗号に使える程ではないようです。

事の発端は、セーラーショップのスタッフブログの記事 そこで注目されたのが、古代より戦の時などの“暗号”に使われてきたインクでした。 固まりにくく戦場で用いられることが多か

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うむむ。書いている時は透明っていうことは、書いている人も、その文章を確認することができない…。
ぼくは記憶力が良くないから、そんなインクがあったら、自分で書いたことを忘れてしまい、なんだか支離滅裂な文章になってしまいそう。
今の時代に生まれて良かった(笑)。
ブルーブラック、やっぱりいいですよね。
いろんな色を持っているけど、一番落ち着きます。

> 美月さん

確かに、書いているときは分からないですよね…。
しかももし奇襲でもされて戦局混乱していたら、余計に慌てて謎の文章になりかねない…(笑)
わたしも今の時代でよかったですー(´▽`;)フゥ

はやりブルーブラックは、万年筆に一番しっくりきますよね。
おーくぼも、お手紙などは、ブラックではなくブルーブラックを使ってます_φ(・v・)
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